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5倍の早さで結果を出すダンスレッスンの受け方

 

①. 理想的な受け方

 

A. 受ける姿勢 

「今の自分のレベルの少し上を常に目指す」

「自分の限界を超える努力をする」

挫折せず、続けて出来る環境作りをする事で、長期的な上達を確実に起こせる

 

B.具体例

<ストレッチ>

1. どこを伸ばしているのか把握

2. 一番遠い所を通り伸ばして行く

3. 呼吸と連動させる

<筋トレ>

1.少しキツイと感じることをする

2.呼吸と連動させる

<アイソレーション>

1.軸、姿勢を崩さない

2.可動域を自分のペースで徐々に大きくしていく

<バレエ>

1.どこをどう鍛えているか把握

2.常に軸とターンアウトを意識

3.手の滑らかな動きにも意識し真似る

<ターン>

1.たくさん回ることよりも、安定したバランスを目指す

2.スポット意識する

<振付>

「早く正確に」覚えて踊る。

<他にもオススメのレッスンの受け方>

 

1、他の人への注意もよく聞いて、自分にも取り入れられる事は取り入れる

 

2、受け身にならない。普段から自分の弱点を把握しておき、レッスン中に弱点の克服法などは特に吸収しようというハングリーな姿勢で臨む

3、とにかく集中する

4、毎回のレッスンで自らの課題(目標)を作り、達成できるようにする

5、今日が最後のレッスンだと思って受ける

(全力で自分の限界に挑戦する&最大限に楽しむ) 

6、あえて「ミスをする!」

7、他の人の練習の妨げはしない。みんな各々の課題に挑戦しています。質問があるときは、講師を見て覚えるか、直接聞くようにしましょう

8、どうすればもっと上手くなれるのか考えながら受ける。

②. 復習の仕方

 

1、忘れないうちに習ったことを思い出して、実際に身に付くまでやる。それをダンスノートに書き込む。わからない事は、次のレッスンで質問出来るように準備をしておく。

 

2、レッスンの内容、各項目の注意点は覚えておく

 

3、新しく学んだ事は何度か復習する

 

4、最低でも、1日30分は練習する

 

5、自分ができていること、できていないことを把握し、学ぶべきターゲットを抑える

 

6、「ながら」で日常的に鍛える。

ストレッチ、バランス取り、筋トレなどは常にやる

 

7、定期的にスタジオをレンタルし、1人でしっかりと練習する。自主練

 

8、振付は、鏡あり、なし、正面の向きを変えて、踊る環境を変えて、どんな状況下でも踊れるようにしておく。(照明の明るさ、足元のコンディション、斜め向き、カメラを設置するなど) 

 

9、カウントのみ、音のみ、両方で、しっかりと100パーセントの力で踊って、きちんとカウントや音楽のタイミングが把握出来ているか確認する

 

10、自分の踊りを動画に撮り、客観的にチェックする

 

 

詳しく知りたい方は下記の記事をご覧ください

 

B.具体例

<ストレッチ>

1. どこを伸ばしているのか把握

何となく同じ形をして、何となく同じような動きをしていても、体は使えていません。ストレッチをしている部位をしっかりと把握して、そこに意識を集中させる事により効果的な柔軟が可能になります。集中したら、次の2と3も同時に意識して、効果を倍増させて行きましょう。

 

2. 一番遠い所を通り伸ばして行く

伸ばしているつもりでも、あまり伸びていないケースがあります。そのまま続けていても、体は伸びていきませんし、柔らかい体を目指していても、頑張ったつもりで終わってしまいます。例えば、右手を伸ばして、体を左に倒す時、右手を体から引き離すようなイメージで、最大限まで右手を右に伸ばします。常にあと3センチ遠くまで伸ばそうとすると良いです。すると、お腹や胸、脇腹、脇の下など、今まで伸びていなかった部分も伸びてきます。そうしたら、その伸びた所を緩ませる事なく、右手をゆっくりと左側に移動して行きます。急いだり焦ったりしてしまうと逆効果です。一つ一つ丁寧に体の伸びを感じながらストレッチをする事で、しっかりと伸びます。それを続けて行く事で、柔軟性が生まれます。

 

3. 呼吸と連動させる

ストレッチを行う時に、最も大事な事は、呼吸を止めない事です。力が入って、呼吸が止まってしまう人が多いのですが、そうすると、体は固まってしまい、伸びる事は出来ません。 深呼吸を繰り返すながら、ストレッチを行う事で、体はリラックスして、どんどん伸びて行きます。

 

 

 

<筋トレ>

1.少しキツイと感じることをする

筋トレの時もストレッチと同じことがいえます。やはりやっているように見えても、実際はしっかりと体が使えておらず、表面上だけで、実際には効果が見えないことがあります。例えば腹筋をするときに、普通にやるよりも、腹筋に意識を持っていき、少しキツイまたは痛いと思う所までやりましょう。「あと少し」、「もう少しだけ」、と自分に言い聞かせて、無理はせず少しだけ上を目指しましょう。体というのはすぐに慣れてしまうので、自分ができると思うことを続けていても、効果の出方は減ってしまいます。

 

 

2.呼吸と連動させる

こちらもストレッチと同じで、呼吸と連動させることが大事になります。例えば、腹筋でお腹を丸めるように体を少し上にあげるとき、上がるときに息を吐くようにしてください。しっかりと動きに集中して、それに合わせて呼吸を連動することによって効果的な筋トレができます。

 

 

 

<アイソレーション>

アイソレーションでは、一つ一つの部位を独立させて動くようにする練習ですので、他の部位がやってる動きに対して、一緒に動かないことが最も重要です。体を動かすたびに、体の軸がぶれてしまっていては、ダンスを見ている人が、醜いですし、踊る人もしっかりと動けません。安定感のある動きやタイミングで体を動かすには、軸をしっかりキープして、体をコントロールしながら動かすことが重要です。

 

人というのは自分で自分の体を思ったように動かされているつもりでも、普通の人なら実際のところ出来ません。体を思ったようにうまくコントロールすることが実は非常に難しく、ダンサーはそのスキルを常に練習を繰り返す事であげているといっても過言ではありません。

 

その一つの練習法がアイソレーションです。アイソレーションの練習の中では、首だけを動かす、肩だけを動かす、腰だけを動かす、胸だけを動かす、といったものがあります。例えば、軸をずらさずに首だけを左右に5センチずつ動かすなどと言う動きは、ダンスをしていない人はほとんどできないでしょう。鏡を見ながら試しにやってみてください。首を動かしているつもりが、肩や顔など他の所が動いてしまっているはずです。

 

1.軸、姿勢を崩さない

ダンスは体のコントロールが命なので、軸や姿勢を崩さないでも、体の1パートのみが動けるように、練習を積み重ねていきましょう。自分が動かしたいように体動かし踊っていくには、アイソレーションが不可欠です。

 

2.可動域を自分のペースで徐々に大きくしていく

さんざん説明してきたように、軸をぶらさずに体を部分的に動かす時、最初から大きく動かす事はかなり難易度が高いといえます。小さくしか動かせないのが普通です。大きく動かそうとすると、大体軸がずれてしまうか、他の部位が一緒に動いてしまいます。ですので、元はあせらず、小さくても良いので軸をぶらさずに練習していきます。できてきたら徐々にその大きさを広げていきたいので、1センチ動いていたなら次は1.1センチ、その次は1.2センチというような小さな一歩で良いので、確実に上げていく事が理想です。それを繰り返していったら、1センチしか移動しなかったものが、半年後には3センチ4センチと可動域が広がることでしょう。

 

 

<バレエ>

1.どこをどう鍛えているか把握

バレエのエクササイズでは、ただ動きや形を真似していても全く効果はありません。重要なのはどこをどのように使って、どんなことを鍛えている日を一つ一つ把握し、それをおこなって行くことです。

 

一つ一つの動きで体の中がどのように動かしているのかをまずは学んでしまいましょう。そしてわかった上で練習を積み重ねることに意味があります。何年もかけて磨いていくものなので、どうせなら最初になるべく頭では理解できるようにしましょう。

 

2.常に軸とターンアウトを意識

バレエのエクササイズでは、体の軸を常に意識していなければなりません。普通の生活をしていたら、意識しないようなこともたくさんあります。

 

特徴的なのはターンアウトです。足の付け根から足を外側に開き維持するようにしましょう。元に戻っていってしまう自分の体の動きに逆らい、反対側に常に開きます。日本人は着物着ていた文化により、内股の人が多いと言われています。ですのでターンアウトが苦手な人はたくさんいます。得意な人以外は、ここポイントとして意識すると良いでしょう。

 

 

3.手の滑らかな動きにも意識し真似る

バレエは、手の動きをなめらかに美しくしていくのに、効果的な練習時間と言えます。踊りをしているときは、指先つま先までに意識を向け美しく表現できることが理想です。こちらも少し練習をしただけでは身に付くものではありませんので、年数をかけて徐々にレベルアップしていけるように毎回気をつけて観察しましょう。肩を下げて肘を上げて、美しい動きを心がけます

 

 

<ターン>

1.たくさん回ることよりも、安定したバランスを目指す

多くの人が回ろうとして、勢いをつけたり体を崩してしまったりしています。それは逆効果で、バランスを崩す原因です。ターンは、バランスを崩すと、転んでしまったり倒れてしまいます。ですから、ターンをするには回り始めから回り終わるまで、バランスを崩さずにキープしなければなりません。勢いをつけようとせず、まずはしっかりとバランスが取れるように練習しましょう

 

2.スポット意識する

ターンをしていると目が回ってしまう人がいます。その原因は、いろいろなところを回転している間に見てしまうからです。同じところ、1カ所をずっと見ていれば体は動いても目は回りません。つまり、回る時は、首と胴体を分離させて、なるべく長い間1箇所を見えるように、首を早く回転させられるようにする事が必要不可欠です。

 

 

<振付>

「早く正確に」覚えて踊る。

よくレッスン中には、あまり覚えたり出来るようにしないで、レッスンが終わってからゆっくり練習すると言う方がいらっしゃいます。そのように練習していると、早く覚えるということが能力的にできなくなるでしょう。早く覚えると言うのは訓練で能力が伸びるものです。いつも早く覚えようとしていれば、いつの間にかすぐに覚えられるようになります。レッスン内で、早く覚え、いかに完成度を上げれるかにチャレンジする癖をつけると良いでしょう。

 

 

 

 

<他にもオススメのレッスンの受け方>

 

1、他の人への注意もよく聞いて、自分にも取り入れられる事は取り入れる

 

 

2、受け身にならない。普段から自分の弱点を把握しておき、レッスン中に弱点の克服法などは特に吸収しようというハングリーな姿勢で臨む

 

日本の教育システムでは先生から生徒のレクチャー式な教え方が一般的です。つまりは、一方的に先生が伝えるということになります。教え方が一般的です。つまりは、一方的に先生が伝えるということになります。生徒は受け身の姿勢で聞くことが当たり前ようになっていますが、ダンスの世界ではもちろんそれも大事ですが、個性を発揮したり、各のスタイルを確立していく上では、それだけでは十分ではないかとも思えます。

 

好きで選んでやっているダンスだからこそ、積極的に、疑問を持ちながら、レッスンを受けたり練習していけたら良いですね。

 

受け身の姿勢ではなく、自ら疑問に思ったことを解決して学んでいくようなスタイルですと、学ぶことを、感じることも、より自分らしく、成長していけるかもしれません。

 

 

3、とにかく集中する

ダンスレッスンでは、難しいが故に、至るところに学べることがあります。振り付けを覚えるのに集中力が必要なのは当然ですが、それだけでなく他の練習の時も優れた観察力が必要となるでしょう。あらゆる観点から学べるように見落としがないように集中することが不可欠です。

 

特に振り付けは、踊りの真似から始まり、体全体のパーツの動かし方、微妙な体の使い方や、リズムの取り方、表現の仕方、周囲と合わせ方、空間の使い方など、高度な観察力と再現力が必要です。

 

 

4、毎回のレッスンで自らの課題(目標)を作り、達成できるようにする

 

何も気にせずレッスンを受ける場合と、課題を作りそれに挑戦して受ける場合で、終わった時の達成感が違ってきます。たとえ達成できなくても、次への課題が把握できただけで1歩前進した気持ちになれるでしょう。

 

またそれをすることで、自分が今どのような状態かがハッキリとしてきます。何度か課題を作りレッスンを受けているうちに、できることが増えていることに気づくはずです。

 

目標作ることにより、自然と自分に必要な情報がどんどん入ってきて、練習に生かされることがわかります。

 

5、今日が最後のレッスンだと思って受ける

(全力で自分の限界に挑戦する&最大限に楽しむ) 

 

最後だと思うと、自分でも気づかなかった自分の能力が引き出されます。もしもいつも自分が出せる100%以上の力で踊っていないとしたら、これをすることにより、上達のスピードが上がっていくことでしょう。

 

最後だと思うと、感情ももちろん変わります。踊りの表現力は、その踊りに入り込めば入り込むほど、強くなるでしょう。見ている人にもそれは伝わるでしょう。心を込めて、魂を感じて、踊って見たら、どんな自分に出会えるのか、ご自身で確認してみてください

 

 

6、あえて「ミスをする!」

レッスンはあくまで練習の場です。間違えることを恐れずに、どんどんと挑戦していきましょう。自分の力を出し尽くして、そこから出来ないことを知り、学んだ事を本番で生かしましょう。これが本番でミスをしない為のの1番良い方法です

 

7、他の人の練習の妨げはしない。みんな各々の課題に挑戦しています。質問があるときは、講師を見て覚えるか、直接聞くようにしましょう

 

 

8、どうすればもっと上手くなれるのか考えながら受ける。

 

できている人との違いを見つけられるように、しっかりと観察し、違いを見抜くクセをつける。

 

上手な人が、上手な理由は、その違いが見えるからではないでしょうか。どうやったら良くなれるのか、それを見つけられたら、踊りは変わるはずです。

 

 

 

 

 

②. 復習の仕方

 

 

1、忘れないうちに習ったことを思い出して、実際に身に付くまでやる。それをダンスノートに書き込む。わからない事は、次のレッスンで質問出来るように準備をしておく。

 

人間の記憶は毎日どんどん薄れます。今までになかった新しい情報を記憶に残すには、繰り返し思い出しておく必要があります。インパクトが強いものでなければ、放って置けば忘れてしまうでしょう。

 

身につくまで繰り返し練習をすれば、忘れ難くなります。

 

2、レッスンの内容、各項目の注意点は覚えておく

レッスンではもう一回大体同じようなエクササイズを繰り返し行ってきます。それは少しずつ練習を重ねていき、できないことをできるようにしていく、ダンスで使える体を鍛えていくと言うことです。積み重ねると言うことなので、内容を把握していないと、ただ単に同じことを繰り返しているだけになってしまいます。結果を出すためには、内容をしっかり把握して必要な身体の使い方を意識して毎回行うことで、長期的な結果が得られます。

 

3、新しく学んだ事は何度か復習する

新しく学んだ事は、基本的にはすぐに忘れてしまいます。その時できたとしても、次の日に行った時はできなくなっているかもしれません。そのようにならないためには、考えなくても体が反応できるように繰り返し復習をして、体に染み込ませてしまいましょう。

 

 

4、最低でも、1日30分は練習する

レッスンの時だけ練習していけば、なかなか上達することができません。習ったことを復習したり、体を鍛えたり、振り付けを練習したり、即興の練習をしたりと、1日30分間は練習していきましょう。気になった事は、調べたり、疑問を解きながら練習しましょう。少しの時間でも毎日のように続ければ、1年間、5年間、10年間と長期的に考えたら、確実にできることが増えるでしょう。

 

5、自分ができていること、できていないことを把握し、学ぶべきターゲットを抑える

練習をする時は、何をどうしたいのか、目標を設定して行うと効率的に学べます。また時間を決めてその中で集中して練習することも大切です。くれぐれもなんとなく練習すると言う事がないようにしましょう。もちろん、自由に気持ちよく踊って、純粋にダンスを楽しむことも忘れずにしましょう。

 

6、「ながら」で日常的に鍛える

ストレッチ、バランス取り、筋トレなどは常にやる

練習はできるだけ多く行った方がもちろん身に付くことも多くなります。しかし時間には限りがありますので、何かしながらできる事はどんどん取り入れていきましょう。普段の生活の中で色々と取り入れられれば、今まで練習していた時間より合計時間はかなり増やすことができるでしょう。

 

7、定期的にスタジオをレンタルし、1人でしっかりと練習する。自主練

周りに人がいる環境で踊るのと、自分1人で踊るのでは、意外にも結構違います。誰も頼る人がいないところで、自分1人のパワーや表現力でどれだけの踊りができるのか試しましょう。そして気になったところは、どんどんと練習をして伸ばしましょう。家で練習するのと、スタジオできちんと練習するのでは、またこれも随分と変わります。まだやったことのない人は、一度試してみると良いでしょう。

 

8、振付は、鏡あり、なし、正面の向きを変えて、踊る環境を変えて、どんな状況下でも踊れるようにしておく。(照明の明るさ、足元のコンディション、斜め向き、カメラを設置するなど) 

環境が変わると、いつも踊れていたものも、同じように踊れなくなったりするものです。良い条件の中で踊れるだけではなく、コンデションが悪いところでも、同じように踊れるように練習しておきましょう。

 

9、カウントのみ、音のみ、両方で、しっかりと100パーセントの力で踊って、きちんとカウントや音楽のタイミングが把握出来ているか確認する

なんとなくで振り付けを覚えてしまっていると、本番で状況が変わった時に踊れなくなってしまうことがあります。

わかっているつもりでも、一度疑って、カウントや音のタイミングが自信を持って、人に説明できる位まで練習しましょう。しっかりと把握できていれば、周りの他の人が振り付けを間違えたときに、自分も一緒に間違えてしまうと言うことを防ぐ事ができます。

 

10、自分の踊りを動画に撮り、客観的にチェックする

鏡で見えている自分と、動画で撮った自分は、違ってたように移ります。動画で撮った方は、やはりより客観的に見ることが出来ます。踊れているつもりにならないように、しっかりと客観的にチェックすることを忘れずにいましょう。新たな発見があるはずです。

 

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