<ダンス基礎クラス> レッスン内容と練習のテーマの一例
クラスについての説明をしていきます。
普通のレッスンとの違いとレッスンの目的
レッスン内容と詳しい説明
練習のテーマの一例
どんな風に受けてもらいたいか
<普通のレッスンとの違い>
レッスンでは大体毎回同じようなことをする為、一つ一つの説明はせず、どんどん進んで行きます。そのため、クラスになれていない人にとっては、わからないことがあってもどんどんと進んでいってしまう印象があります。ダンス経験者であればそれも特に問題はあまりありません。しかし、ダンスが未経験だったり、初心者の方には、ついていけないと言う印象があるでしょう。そこで、今回ダンスの基礎クラスを用意しました。基礎とされること(疑問が生まれやすいところ)をたくさんの説明を加えながらわかりやすく教えていきます。ダンスの知識があまりなくても、チャレンジしやすいクラスとなります。まずは基礎固めをします。
中級者以上の人にも受けるメリットがあります。1つは、今までなんとなくしていたレッスン内容が、説明を聞くことにより、より理解できるので、意識をしながら練習を積み重ねるようになります。2つ目は振り付けを覚えるのが遅い人にとっては、普通のクラスだと、頭がパニックになってしまうこと多いのですが、振り付がゆっくり進んだり、シンプルな動きであったりすると、もっと自分らしく力強く踊ることができるので表現力が高まります。
どのレベルの方にも共通してあるメリットとしては、毎回テーマに沿った解説と練習が出来るので、新しい発見ができるということです。通常のレッスンでは、1つのことにあまり時間をかけないので、テーマに沿った深い知識は得ることが難しいです。基礎クラスでは、テーマを掘り下げてわかりやすく解説するため、自分の中でできていない点や、練習すべきポイントが発見できるでしょう。それにより、更なるレベルアップが期待できます。
<レッスン内容>
ストレッチ、軽い筋トレ、バレエなどの体幹トレーニング、ターン、アイソレーション、ウォーキング、ポージング、基礎のダンスの動き、リズムトレーニング、振り付け
毎回すべてのことをするわけではありませんが、このような内容順に行います。
それ以外にも以下のような事を伝え、練習していきます。
<練習のテーマの一例>
体の使い方の解説
うまく踊るための方法
うまく見せるための方法
体一つ一つのパーツの動かし方
セクシーに踊る方法
ハイヒールで踊る方法
自宅で行うエクササイズの説明
キレのある踊りをする方法
ダイナミックに見せる方法
表現力を高める方法
ステージでの踊り方
体の先端まで意識して踊る方法、
体をぶらさずに踊る方法、
振り付けを早く覚える方法、
即興で踊る方法、
など
<レッスン内容の詳しい説明>
ストレッチでは、
体の柔軟性を高め、怪我をしないように全体的に体をほぐします。体を大きく使って踊れるように、体を伸ばしていきます。
筋トレでは、
ダンスでは自分の体をいかに自分でコントロールするかが決め手なので、道具などは使用せず、自分の体だけを使って行います。踊りに必要な筋力をあげます。具体的には、腕、腹筋、足、ヒップ、首、足指、背中などの筋肉を鍛えていきます。また体を引き締めてダンサーらしい体型に近づけます。
体幹トレーニングでは、
踊る時に絶対的に必要な、身体を支える体幹を鍛えます。主には、バレエレッスンで行うようなプリエ、タンジユ、パッセ、ルルベ、などの動きです。片足で立ちバランスを取ったり、爪先立ちなど難しい状況でバランスを取ります。足裏の筋力や、重心の置き方、体の使い方、姿勢の保ち方、などを総合的に鍛え、体がブレないようにしていきます。
ターンでは、
体幹トレーニングで鍛えた体のバランス力を使って、片足のつま先だけで全身を支えてバランスを崩さず回る練習をしていきます。また目が回らないように、早く頭を回転させる練習をします。手や足の位置もきれいに正しい所に瞬時に行けるようにトレーニングします。回転数だけでなく、スピードの対応力もあげます。いくつかの違う種類のターンが出来るようにしていきます。
アイソレーションでは、
体の一つ一つの部位を分離させてそこだけを思うように動けるようにしていきます。具体的には頭(首)、肩、胸、腰です。軸を安定させつつ、可動行きを広げることを目指します。リズムに合わせながら、いろいろなスピードや強さで動かせるように練習します。また、各部位をなめらかに回す練習もしていきます。
ウォーキングでは、
姿勢を良くし、堂々と、美しく歩けるようにします。リズムに合わせたり、体の動きを一緒につけたり、ポージングを混ぜたり、方向を変えたりといろいろなバリエーションで練習します。
ポージングでは、
しっかりとタイミングに合わせて止まることや、美しい形に瞬時に行けるようにする練習をします。ポージングのバリエーションを増やすことや、インパクトのあるポージングをできるようにしていきます。
基礎のダンスの動きでは、
ダンスの動きとしてよく出てくるものを学びます。その練習をしながら、体の動かし方や、メリハリの付け方、曲と体の合わせ方、体の緩め方や力の入れ方、リズムの合わせ方など、いろいろな角度から練習をして、自信を持って踊れるように一つ一つ習得していきます。そして基礎の動きに加えてどのような応用編があるのかも説明し、中級者以上の人は応用につなげる練習もしていきます。
リズムトレーニングでは、
まずは曲をしっかりと聞きリズムを感じて、読み取ります。いろいろな部位でリズムを取る基礎的な練習から、スピードを変化させたり、リズムの取り方をミックスさせたり、複数の体の部位で別々のリズムを取る等の応用編していきます。安定して体をリズムに乗せて動かせるようにします。複雑な振り付けにも対応できるように、難しいリズムの取り方にも挑戦します。
振付では、
基礎のクラスでは、簡単な振り付けを練習していくか、難しい振り付けを少しずつゆっくりと覚えていくか、どちらにしても基礎の動きやアイソレーションの応用版をします。
初心者の方は、まずはカウントと動きを覚えて、できるだけ正確にタイミングに合うように体を動かす練習をします。いろいろな動きが組み合わさるので、頭がごっちゃにならないように、整理しながら覚える練習をします。始めはとても難しく感じるでしょうが、だんだんと慣れてくるので、できなくても当たり前と思って、わかったことだけでも踊れるように頑張ってみて下さい。
中級者以上は、カウントと動きはさっと覚えて、後はいかにうまく踊れるようにするか、見せ方を研究してもらいます。ステージに上がった時のことをイメージして、レッスン中の表現力を磨きます。1人でも踊れる位に余裕を持てるように素早く習得します。振り付けの中にウォーキングや、ポージング、即興などが出てきたときには、素早く対応し、動揺しせずに踊れるようにしていきます。
レッスンの詳細は、各ページをご覧ください。
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